2011年04月14日

美しい想念

     『美しい想念』

                  丸山 薫



 夜空に星が煌めくやうに
 眞晝(まひる)の空にも星があると
 さうおもふ想念ほど
 奇異に美しいものはない



 私が山に住んで なぜか度々
 そのかんがえに囚はれる
 そして 山ふかく行つて
 沼の面を凝(じつ)と瞶(み)つめる



 すると じつさいに
 森閑と太陽のしづんだ水底から
 無数の星がきらきら輝き出すのが
 瞳に見えてくるのだ


 高師緑地公園内に碑があります。
 この詩をはじめて目にしたとき
 絵本みたいな詩だと思いました。
 
 今もこの詩に触れる度に、
 心が洗われます。


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Posted by たんご at 16:01│Comments(2)生活
この記事へのコメント
豊橋の誇る詩人だもんね。。

ワタクシの出身中学の校歌もこの方でした!
Posted by YOSHI at 2011年04月14日 16:36
うんうん。
誇っちゃうよね。
沁みるのが多い。
じゃあ、まちなかの学校なのかな。
Posted by たんご at 2011年04月14日 16:51
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